大人ニキビが生涯の伴侶となりました
ニキビなのか吹き出物なのか自分でも良く分からないものが毎日、10個程度顔のあらゆる部位に出ていました。10代後半から始まり40代半ばまで続いたため、人生はほぼニキビとの闘いでした。毎日10個も出来ると前日までに出来ていたものの上に出来ることも日常茶飯でした。膿を伴うものがほとんどでしたが、何も出ないものもありました。ただ、時期をズラして膿は出るため、出て来たものはすべて顔の上に膿を破裂させていました。そして、破裂した後はしばらく痕が残りますので、顔は常に汚いにきび痕と新たな膿を伴ったニキビとの総決算状態で、直視できる人はいませんでした。私自身鏡を見る際はいつも手で顔の半分以上を隠すのが慣わしでした。そうでもしないと吐き気が出てしまうほど気持ちが悪かったからです。50代を迎えた現在、ようやくニキビから解放されつつありますが、一度汚した肌はキレイにはなりません。多くの人が私の顔を見ると自分の顔に手を当てます。そういう意味では大人ニキビとは生涯に渡るお付き合いです。